真理に基づく自由のデモクラシー
世界中、30年ぐらい前からのネオリベラリズム(ハイエクやフリードマン)が限界で真理に
基づくデモクラシーの政策が必要に見えます。国鉄、NTT、郵便局などを民営化し、水道も民営
可能化。派遣労働者法成立。その結果、皮肉にも、若者の就職第1希望は公務員!自己責任の標語
で規制緩和。大学を卒業しても、サービス業が大半で、派遣社員。しかも、少子高齢化だから、
財政健全化で他に方法はないと、洗脳。これで、”美しい日本”夢を持てと言われても、無理な話です。
宇沢弘文さんとレルム・ノバラム、スティグリッツを読みました。何でもかんでも、自由にしたら、
そこは無法地帯。個人の尊厳と権利の公平はありません。与野党を問わず、真理に基づく自由な
民主主義に目覚めれば、大多数の世界中の国民に希望のある生活を実現可能です。フリードマンは
ノーベル経済学賞受賞していますが、数名のノーベル賞受賞者から、フリードマンへのノーベル賞
の取り消しを訴えられ、スウェーデンでは反対デモが発生した問題の学者です。日本政府は彼を
日本銀行の顧問にし、勲章も授与。その後の我が国の経済が低迷しているのは当然かも知れません。増田和俊